乳がん克服生活■七不思議のページ

  

  七不思議

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再発ではなかった
細胞検査の結果、私の左胸にできた腫瘍は再発がんではありませんでした。前回のものでも、前々回のものでもない粘液性がんという全く違うタイプの乳がんでした。でも両方の乳房を全摘出したにもかかわらず再びそこに新たな乳がんができるものなのでしょうか?乳腺自体が無いのになぜ乳がんが発生するのか主治医も首をかしげるばかりです。前回の手術でほんの少し乳腺の取り忘れがあったのかもしれないともおっしゃってはいましたが、これは七不思議としか言いようが無いとも言われました。

ちょうどこの頃
エミー賞を受賞したこともある米国の女優クリスティナ・アップルゲイトさんがテレビのニュース番組で、乳がんの治療のため両乳房の切除手術を受けたと告白されました。乳がん発症の多いアメリカでは片方の乳房に乳がんができただけで再発を防止するために両方切除を選択するするひとは多いといいます。アップルゲイトさんも例に漏れず、母親が乳がん、自分も乳がんになりやすい遺伝子を持っていることを確認していたことから、両乳房を切除することを選ばれたそうです。

私はいま、乳がんは遺伝でもなく偶然でもなく自分自身の生活習慣から発症しているものと信じていますので、このアップルゲイトさんのように早くに両乳房を切除するなどということはもったいなく思うばかりです。ましてや両乳房を切除したにもかかわらず新たに乳がんを発症した私のような者がいることを知ったらきっとショックだろうなあなどと思いました。

私自身の問題
再発ではなかったということを一瞬どうとらえてよいか解りませんでした。再発なら転移の心配もあるわけですからたぶん喜んでよいことなのでしょう。でも源発がんを三度も発症するということは、体質的にとてもがんにかかりやすいという証でもあるわです。
このとき私は初めて自分ががん体質なのだということを認識しました。二度目のがんを発症したときさえまだ私はこの発病を偶然起こった交通事故のように感じていたのです。でも三度目のがんになったときに、これは私自身に問題があるのだということに気がついたのです。全ての出来事には原因がある。私のがんにも発生する何かの原因がある。それは偶然などではなくなるべくしてなった原因がある。そう感じたのです。

治療方針
術後の受診で主治医より今後の治療方針についての説明がありました。本来は原発がんの手術であれば腫瘍の周辺組織を大きく切除するのだそうですが、今回はシリコンバッグのすぐ横ということもあり周辺組織のかく清の仕方が不十分だったそうです。よって放射線による後始末的な治療の必要性と、細胞検査の結果ホルモンとの感受性が強いことも明らかにされ抗癌剤とホルモン剤の服用も示唆されました。
ここでちょっと気になったことは、シリコンバッグのすぐ横だったためにかく清が不十分だったとの説明でしたが、手術中に原発がんだということは解らなかったはずで再発と決め込んだ手術をされていたのではないかと言うことでした。細胞検査で手術前から原発だと解っていたら1時間足らずの手術で終わるようなやりかたではなかったのでは?という疑問も湧いてきます。誰だって放射線治療など受けたいわけではありません。
ふと、このまま医師のいうとおりの治療を続けるとまた再びがんを発症するような気がしてならなくなりました。


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