乳がん克服生活■最初の乳がんのページ

  

  
最初の乳がん

最初の乳がん体験


最初の乳がん
素人判断
1993年に右の乳癌と診断され、乳房切除術を受けました。乳腺のしこりを以前から感じていたのですが友人に離すと「乳腺炎だわよそれ、わたしもなったことがあるわ」と言われて、勝手に私も乳腺炎だと信じて疑いませんでした。馬鹿だと言われれば正にそうですが人間は臆病な動物で嫌なものからは遠ざかりたい、できれば見てみぬ振りをしていたいという気持ちが働くのでしょう。そのままたいして気にも留めずに生活していました。

捻挫で外科受診
ある日捻挫で外科を受診した折に主治医が「他に気になるところはありませんか」の問いかけに、そういえば乳房にしこりがあるんですと言ったのがキッカケでした。触診してすぐに主治医の顔が曇ったのを今でもはっきり思い出します。生体検査に出した結果は悪性腫瘍。その時すでに癌は2cmの大きさまで膨らんでいました。

乳房全摘出
右の乳房を全摘出しました。その際大胸筋まで取ってしまったために乳房再建時にたいへん困りました。もちろん取らなければならないものならしようがありませんが、安全第一の考え方が主流だった当時ではしょうがなかったのかと諦めています。リンパ節への転移は認められなかったものの、これも安全第一ということで右腋下のリンパ節も全てかく清しました。
国立がんセンター「乳がん解説」
その後腋下のリンパ節が無いことで日常生活がいかに辛いものになるかなどとはつゆとも知らないことでした。当時と今とでは比べられられるものではありませんが、事前に主治医とよく相談することが大切です。すべてお任せという時代ではありません。

腋下リンパ
がんを摘出し命を救うことができれば、多少の副作用や不自由は犠牲にしてもしょうがないという考え方は基本的には正しいかもしれません。確かに命が一番大切です。でも腋下リンパ節が無い腕が日常生活で背負うリスクはとても大きいことは知ってほしい。そのことについての情報や説明を聞き理解することは大変重要だったと思いました。
主治医はとても嫌な予感がしたので腋下リンパはかく清したと語っています。ただリンパ節切除をしないと、わきの下に再発が3%起きる一方、切除しても1%に再発が起きる。「2%の差のために、後遺症の危険を冒して全員にリンパ節切除をする必要があるかどうか疑問であるとも聞きます。腋下リンパ節切除のもっとも恐ろしい合併症がリンパ浮腫です。一度できあがってしまったリンパ浮腫は治療に反応しない。つまり治らないのです。
(参考HPむくみcom:http://www.mukumi.com/02_01.html
私は今でも右手の握力が弱く、すぐに物を取り落として割ってしまったりの失敗を繰り返しています。切り傷はもちろん蜂に刺されただけでも受診するように言われています。今でもマッサージ機は必需品です。

抗癌剤とホルモン剤
退院後の治療として抗癌剤(5−FU)とホルモン剤(ノルバデックス)の服用を指示され、主治医と相談して三年間の服用で中止しました。放射線治療は温存ではなく全摘出したことと年齢的にまだ若く出産することも考えられたため行っていません。


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